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ディヴィーノ〜ワイン初心者による勉強ブログ〜

ワインという飲み物について

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Photo by Daniel Vogel on Unsplash

 

Ciao a tutti :)  

皆さんこんにちは!どーもマユミです!

 

「ワインって何?」と聞かれた時に、サラっと答えられたらカッコイイですよね!😎

っということで、「ワイン」という飲み物についてのお勉強です。

 

 

  ワインはブドウを発酵させた『醸造酒』

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Photo by Lasseter Winery on Unsplash

 

ワインとは簡単に言うとブドウを発酵させた醸造酒」です。

 

そもそもお酒は3つに分類されます。

 

さらに、醸造酒は2つに分類されます。

  • 大麦や米などの「穀物」を原料とするもの・・・ビール、日本酒など
  • ブドウ」を原料とするもの・・・ワイン 

 

この2つの醸造酒の違いは「糖分」と「水分」にあります。

 

穀物」はそれ自体に「糖分」と「水分」がありません。

 

「糖分」がなければアルコール発酵はできません、そのため糖化の工程(デンプンから糖へ)が必要となります。

また、「水分」については「仕込み水」が必要となります。

 

穀物」が原材料の醸造酒では、この「仕込み水」が味わいの決め手となるのだそう。

だから、美味しい日本酒を作るには、美味しいお水が必要なんですね。

 

対して「ブドウ」はそれ自体に「糖分」も「水分」もあります。

そのため、糖化の工程が必要なく、自然にワインになります。

また「水分」もあるため、水を加える必要もありません。

 

「ブドウ」が原材料のワインは、ブドウそのものの味がワインの味わいとなります。

 

ワインはまさに「自然からの贈り物」ですね。

これからは自然に感謝をしながら、ワインを味わいたくなりました!!

 

 ワインの色と味わい

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Photo by Maksym Kaharlytskyi on Unsplash

 

ワインと言えば「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」があります。

さらに現在では第4のカテゴリーとして「オレンジワイン」があります。

 

これらの「色」と「味わい」の違いは、ブドウの種類と醸造方法の違いによって生まれます。

  

赤ワイン

 

赤ワインには皮が濃い紫色をした「黒ブドウ」が使用されます。

 

主な品種は

 

赤ワインは、果皮や種子を果汁に漬け込みながら発酵させます。

それにより、果皮に含まれる赤い色素のアントシアニンが抽出され、ルビーやガーネットなどの色合いになります。

また、種子からはタンニンが引き出されるため、渋みを持った味わいになります。

 

白ワイン 

 

白ワインには「白ブドウ」が使用されます。

 

主な品種は

 

白ワインは赤ワインと違い、果皮や種子を取り除いた果汁だけを発酵させます。

そのため、色は琥珀色や薄く緑がかった黄色などの色合いになります。

また、赤ワインよりもタンニンの渋みが少ない味わいになります。

 

ロゼワイン

 

ロゼワインには「黒ブドウ」のみを使用したものもあれば、「黒ブドウ白ブドウ」の両方を使用したものもあります。

 

主な品種は

 

ロゼワインの造り方は大きく分けて2つの方法があります。

  • 赤ワインのように果皮ごと発酵させる方法
  • 白ブドウのように果汁のみを発酵させる方法(この場合は圧搾の時に果皮から色付けする。)

 

赤ぶどうと白ブドウを混合して赤ワインのように造る方法もありますが、赤ワインと白ワインを混ぜて作る方法はEUで禁止されています(シャンパーニュ以外)。

 

 オレンジワイン

 

オレンジワインには「白ブドウ」が使用されます。

 

主な品種は

  • ヴィオニエ
  • ゲヴェルツトラミネール
  • ルカツティリ(ジョージアの土着品種)
  • リボッラ・ジャッラ(イタリアの土着品種) など

 

オレンジワインは白ブドウを赤ワインのように果皮と種子を果汁に漬け込みながら発酵させます。

 

白ブドウの果皮にはアントシアニンが含まれていないので赤色にはなりません。

その代わり、白ブドウの果皮から黄色系の色素が溶け出してオレンジのような色合いになります。

 

また、種子も一緒に発酵させるため、白ワインよりもタンニンが感じられる味わいになります。

 

実はいろいろある、ワインの種類

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Photo by Zachariah Hagy on Unsplash

 

「ワイン」は製造方法、原料などによっていろいろなカテゴリーに分けられますが、

大きく分けると4種類に分類されます。

 

スティル・ワイン

 

スティル・ワインは、シュワシュワしてない非発泡性のいわゆる一般的なワインのことです。

赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、オレンジワイン・・・など。

 

ちなみに『スティル(Still)』は英語で「静かな」「じっとした」という意味です。

 

スパークリング・ワイン

 

スパークリング・ワインは、炭酸ガスのシュワシュワがある発泡性のワインの総称です。

 

代表的なものは、フランスの「シャンパーニュ」、イタリアの「プロセッコ」や「フランチャコルタ」、スペインの「カヴァ」などがあります。

 

フォーティファイド・ワイン

 

フォーティファイド・ワインは、ワインの醸造時に、ブランデーなどのブドウを原料とする40度程のアルコールを添加して作られる、一般的なワインよりもアルコールの高いワインで、「酒精強化ワイン」とも呼ばれています。

 

一般的なワインのアルコールが12度前後なのに対し、フォーティファイド・ワインのアルコールは18度前後になります。

 

代表的なものは、フランスの「ヴァン・ドゥ・ナチュレ」、ポルトガルの「ポートワイン」や「マディラワイン」、スペインの「シェリー」、イタリアの「マルサラ」などがあります。

 

フレーヴァード・ワイン

 

フレーヴァード・ワインはワインにハーブなどの薬草や果物、スパイスなどで風味付けをしたワインで、「アロマタイズド・ワイン」とも呼ばれています。

 

代表的なものは、スペインの「サングリア」、フランスやイタリアの「ヴェルモット」、寒い冬に美味しい「グリューワイン(ホットワイン)」などです。

 

 まとめ

 

今回は、「ワイン」の基本的な分類や種類について勉強しました。

 

普段何気なく飲んでいるワインに、製造方法などによってこんなに種類があるとは思っていなかったので驚きました。

シェリー酒がワインの一種だとは…知らなかったです💦)

 

いろいろな種類のワインを飲んでみたくなりました。

お気に入りが見つかるといいな〜☺️☺️☺️

 

 

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